「こもりびと」見ましたか?

先日、NHKスペシャルで、ひきこもりの親子のドラマをやっていましたね。

燃え尽きてひきこもった子ども(松山ケンイチ)と、そんなんじゃだめだ、とプレッシャーをかける父親(武田鉄矢)の話です。
父親が自分の余命を知ってから、右往左往しながら、段々息子のことを理解し始め、行動が少しずつ変わって行きます。すると、息子も少しずつ変わっていきます。

朝、ドア越しに、おはよう、とだけ言う父親。
息子は返事をしないけれど、目が動いて、あれ?と言う顔をする。

けれど、やっぱりお互い少しずつしか変われないから、
父親はガンバレと言ってしまうし、息子も喪主の挨拶に遅刻する。

歩道橋の上で、松山ケンイチが思いの丈を叫ぶシーンや、
武田鉄矢の、
生きてるだけでいいから
という言葉が、涙なしではみられませんでした。
なんだか、自分と重なって。
一つできるようになると、次は、と求めてしまう、でも、本当は、
生きてるだけでいいから、
これに尽きると思う。でもなかなか割りきれないから、苦しい。

見逃した方、有料ですが、NHKオンデマンドで見られますよ。


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  • 久々に来たら掲示板が変わっていてビックリしました。

    オレンジさん、初めまして。
    私も観ました。
    久々に良いドラマに出会いました。
    親は子供の幸せを願うからこそなんですが…もっと、もっと…と子供を追い詰めてしまうんですね。
    考えさせられました。
    私が子供を追い詰めないようにするには今の子供を受け入れてあきらめることでした。
    崖から転落してしまう子供を救ってあげられない…と思うと今度は私が追い詰められました。
    でも、崖から転落したけど…子供はちゃんと這い上がってきてくれました。
    子供の持っている力を信じて見守る事が大事なんだと今はようやく分かりましたが見守るって難しいですね。
    イチゴさん、お返事ありがとうございます。
    這い上がる力がある、本当にそう思いたいです。
    イチゴさんのお子さんの話も、よかったら聞かせてください。
    うちの高2は、全日制から通信制に転校したのに、また全日制を再受験したいとかのたまわっています。
    最終的には本人に選択させるつもりですが…。

    行けるときは行く、行けないときは休む。上手くいかなかったら、粛々とBプラン。それが今お母さんにできる、最大で最善のこと…これは、不登校になりたてで心底つらかったとき、心療内科のお医者さんに教わりました。

    私も、期待するから不安になるのかなと思ったことがあります。
    よい意味で、(自分の期待を)諦めると、自由になれて、客観的に見られる気がします。

  • 返事遅くなりすみません。

    実はうちの子は、今、不登校ではなく復学しています。
    以前不登校の時にはこちらにしょっちゅうきていて励まされたので今でも時々立ち寄ってしまいました。

    うちの子は今、中1です。
    小6の時にPTSDになり不登校でした。当時、生き死にまで考えるほど追い詰められ、人間不信になり、適応教室の中にさえ入れませんでしたが児童精神科で治療しながら親ができることなんでもやりました。
    中学進学で環境が変わり、先生も不登校の勉強をされている方が担任になりクラスメイトも恵まれました。
    でも元々周りに左右される性格で、繊細すぎるのでいつちょっとしたことで元にもどるか分からない状態なので1日1日をなんとか進んでいます。

    オレンジさんのお子さんも自分で自分の進路の希望をもてるってそれだけで素晴らしいですね。
    こんにちは。投稿ありがとうございます。

    うちも、苦しかった頃のピークは過ぎたけど、まだまだで、こちらにおじゃましています。
    生き死にまで考えるところから復学まで、すごくがんばって状況を変えてきたんですね。

    がんばってるときは、がんばってるねと認め、
    がんばれなかったときは、そんなときもあるさと励ませるような、
    ドーンと構えた母親になりたいなぁ。