先日、NHKスペシャルで、ひきこもりの親子のドラマをやっていましたね。
燃え尽きてひきこもった子ども(松山ケンイチ)と、そんなんじゃだめだ、とプレッシャーをかける父親(武田鉄矢)の話です。
父親が自分の余命を知ってから、右往左往しながら、段々息子のことを理解し始め、行動が少しずつ変わって行きます。すると、息子も少しずつ変わっていきます。
朝、ドア越しに、おはよう、とだけ言う父親。
息子は返事をしないけれど、目が動いて、あれ?と言う顔をする。
けれど、やっぱりお互い少しずつしか変われないから、
父親はガンバレと言ってしまうし、息子も喪主の挨拶に遅刻する。
歩道橋の上で、松山ケンイチが思いの丈を叫ぶシーンや、
武田鉄矢の、
生きてるだけでいいから
という言葉が、涙なしではみられませんでした。
なんだか、自分と重なって。
一つできるようになると、次は、と求めてしまう、でも、本当は、
生きてるだけでいいから、
これに尽きると思う。でもなかなか割りきれないから、苦しい。
見逃した方、有料ですが、NHKオンデマンドで見られますよ。
雑談・交流
2020.12.05 回答(02)